

丸棒の加工方法01(ワークショップ参加者様向け)
昨日、竹中大工道具館にて開催されました「キッズウィンザーチェアを作ろう」が終了いたしました。 遠方からもご参加いただき、2日間という事でタイトなスケジュールの上に難しい加工もあり、初めての方にとっては大変だったかもしれません。しかし大きな失敗も無く無事皆様完成されました。 今回はキットとして脚材や背のスピンドルはあらかじめ丸めておき、組み立てをしていただいたのですが、「どうやって丸く加工したのか」というご質問をいただきましたので、ご紹介をしたいと思います。(動画は一部インスタグラムで見る事ができます。) まず、加工にはルーターテーブルを使用いたしました。 脚材は半径が16mmのルータービット(刃物)を回転させながら32mm厚の角材の角を1/4ずつ削って加工します。 座板に入るホゾ部分は直径25mmになりますので、先端部のみ削り落とします。 その際には、ストレートビットという真っすぐな刃物に付け替えて、治具の上部からくるくると回しながら削ります。 この方法のメリットはホゾを座板の穴に入れる時の固さ(ホゾの直径)を確認しながら微調整する事ができる事で


新刊が届きました。
『この椅子が一番!』編著:西川栄明
The best chairs for me
椅子に関わる専門家100人が本音で選んだシーン別ベストな椅子とは…
私も微力ながらアンケートに回答させていただき、いくつかコメントを取り上げていただいておりますが、他の方々の捉え方、大変参考になりました。
椅子掲載数は約250脚(イラストで紹介)
椅子購入やインテリアデザインを検討されている方だけではなく、作り手側にとっても大変興味深い内容が詰まった、これまでには無かったタイプの本だと思います。
9月6日頃より、全国大手書店やアマゾンで発売されておりますので、椅子好きの方は是非お買い求めください!
・編著:西川栄明
・発行:誠文堂新光社
・価格:1800円+税
・体裁:四六判、288p
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・装丁・デザイン:佐藤アキラ
・椅子・各扉頁イラスト:戸田直美
・似顔絵・カバー題字:佐々木淳 ・内容:
デザイナー、建築家、木工家、インテリアショップスタッフ、家具研究者など、100人以上の椅子に関わる専門家のアンケート回答を基に編集。
気軽